小説の二次創作や同人誌の話
「小説を書く」といっても、おおざっぱには
- 自分でゼロから設定を考えて書く一次創作(オリジナル)
- すでにあるマンガやアニメ、小説などの設定を使った二次創作
の二種類がある訳で。
自分は、いわゆる「腐女子」で、二次創作の小説(同人誌)を書いた経験アリ。
二次創作で小説を書くにあたっては、すでに設定ができあがっているので、書く前に悩む必要がほとんどない。読者(読み手側)も、その設定が頭に入った状態で、書いた小説を読んでくれる(はず)なので、書き手側もあまり深く悩まずに書き進められるというのがメリット。二次創作で書いた小説を、同人誌(通称「薄い本」「スマート本」等)として同人誌即売会といったイベントで頒布する際、お目当ての作品の推しキャラが目当てという方に、お買い上げいただけるという。
ただし、小説は売れません。まんがの方が売れます。
実際、イベントで頒布しきれなかった在庫が(以下略)。
同じキャラクターをメインにした作品でも、キャラクターやストーリーの背景の解釈違いで荒れたりしますけれど、原作では書かれない(描かれない)であろうストーリーを考えて形にするのは、それはそれで楽しいです。この『原作では書かれない(描かれない)』部分を形にして楽しむのが、二次創作の良いところだと思っています。
…が、公式(原作者・出版社等の著作権利者)が『二次創作禁止』をはっきりと打ち出している作品の二次創作には、絶対に手を出さないように。
中には、条件付きで二次創作を許可している作品もあるので、二次創作をする前に調べるのが吉。