えっちな小説を書く難易度は高いと思う
小説同人誌の話。
18歳以上であることを証明できるものを提示することで、手にすることができるえっちな同人誌。
まんが同人誌の場合は、修正基準がかなり厳しく、はっきりしていますし、同人誌印刷を請け負う印刷所のサイトでも詳しい説明がされています。小説の場合、「どこまで書いて大丈夫なのか」を明確に説明しているところは、見たことがないです。今のところ(2019年4月現在)。
えっちな小説(含 同人誌)を読むのは好きでも、恥ずかしくて書けないという同人誌作家は意外に多い。たまたま、自分の周りだけという可能性もアリですが。
自分の「なろう系」が苦手を通り越して無理というのと同じで、得意・不得意が別れるところなのかもしれないですが、恋愛系の小説を書く上で避けて通れない場合がほとんどではないかと。特に、小説同人誌の場合は。
同人誌作家の知人曰く
「エロを書くなら、読者にはっきりわかるように書け!」
体位だけでなく、手の位置や、どこに何をしているかが、読者にわかるように書く。ただし、書きすぎると説明っぽくてエロくならないし、ぼかした表現にすると訳がわからない文章になるとのこと。しかも、「どこまでなら書いても大丈夫なのか」の線引きがあいまい。
読者の妄想をかきたてまくる、えっちな小説を書く難易度って、実は高いと思うのです。
小説同人誌の場合、作家さんがジャンルを移ると、カップリングが変わるだけで、ヤってる描写はほぼ同じとかいう…。その作家さんの中では、テンプレ化しているのかもですし、その作家さんのファンにとっては「待ってました!」状態なのかも。
オリジナルがメインの小説投稿サイトになると、えっちな小説の「質」は違ってくるのかもしれませんが。
↓下記二冊。どちらも読みましたが、(いろいろな意味で)難しいなぁと…(白目)。