表紙と文章の見せ方のコントロール
一行、一ページの文字数が決まっている紙ならではの、『読みやすさ』『見せ方』をコントロールして書いているという話。
小説同人誌の場合でも、紙の本にする訳ですから、(ここまで細かくはないですが)禁則処理と文字数はそれなりに気を遣って書くようにしています。『読みやすさ』重要。『見せ方』重要。気を遣って書いていても、イベント(同人誌即売会)ではホントに売れない。←
「そこまで気が回らない」「内容で手一杯」…だったのかもと思うような小説同人誌は、多々見てきています(汗)。小説同人誌(特に二次創作)は、中身もですが装丁(表紙)の方に買う・買わないの重点が置かれますので。
小説に出てくるキャラクターの絵で、大きく左右されるというのは、ありがちな話。集英社文庫「人間失格」の表紙を、「DEATH NOTE(デスノート)」の小畑健氏が描いたことで、売り上げが一気に伸びたということもありました。
装丁(というか表紙)は、電子書籍の表紙でも、WEB小説の表紙でも同じことが言えると思うのです。そこまで手が回ってないのが現実。有料で表紙を描いてくれるサービスもあるようですが、自分は中身の小説をそれなりに書けるようになることが先というもっと下のレベルにいるものでして…(倒)。
そういえば、クラウドソーシングで、小説の表紙・裏表紙を描いてくれる人を探すという手もありますね。