脳内妄想

小説メインの文章を書くこと全般についてのブログ。

小説メインの文章を書くことについてのあれこれ。

持病が悪化しておりました。

るかさんは、一生治らないと言われている持病を、2つ持っております。

1つは、日頃の生活習慣と薬のおかげで、発症した20年前と比べて、いくらか良くなってきています。

 

問題は、もう1つの持病。

この持病は、脳の機能が正常に働かなくなる病気で、ちょうど一年前程に悪化して、トイレに行くのにもしんどいし、食事はほとんど食べられない(けれど、薬の副作用で太る)という状態が続いていました。ほぼ寝たきり状態。

この持病に理解のない家族には、「寝てばかりで、病気を治す気はないの?」と言われてはいますが、月に1回は体調と天気の良い日に病院に行って診察を受けるのが精一杯という日々をすごしていました。

 

「寝たきり」といっても、本当に寝ているのは夜だけ。昼間は横になっているだけなので、何もしない(実際は持病のせいでできない)私にイラついて暴言を投げていたのかもしれません。……未だに正しく理解されていない病気だそうですから。

 

本すらも読めない、本を開いて文字が書いてあるのはわかるが、その内容が理解できないという状態でしたが、最近になってまんがが読める→本が読める(内容は頭に入ってこない→半分くらいは内容が理解できる)くらいになってきました。

 

リハビリをかねて、二次創作やショートショートを書いてみましたが、なんとか文章として読める程度にまでは復活しました。面白くないので、公開はしておりませんが。

 

本が何とか読めるようになって、内容が何とか理解できるレベルまでになったので、ライターとして稼げるようにWEBライティングの勉強を、少しずつですがはじめました。

 

まずは、読んでもらえる文章を書くための勉強からです。

 

 

人をバカにする文章は絶対に書きたくない。

とあるテレビ番組の観光地等のお客さんを捕まえて、指定した料理を作らせるコーナー。

ウチの家族は、ゲラゲラ笑いながらこのコーナーを見て、分からないながらも料理をする人をバカにするのです。

 

人をバカにする番組の趣旨と、実際にバカにして上から目線になる視聴者。

日曜の昼間になると、必ずこの番組を見るのです。で、この番組というかコーナーが嫌いな私は、自分の部屋に籠もって、家族のバカにする笑い声を訊きながら、早く終わらないかと思って過ごしています。

 

かなり前になってしまいますが、「いじめにつながる」「いじめを助長する」と、あるコメディ系の番組がやり玉にあがったことがあります。

この料理を作らせるコーナーも、やり玉にあがった番組と同じ構造、同じ趣旨だと考えています。

 

私は、こういった「弱い者を嗤う」コンテンツが大嫌いなのです。「下には下が居る」という意識から、「自分はまだマシな方」と安心させるのが狙いのコンテンツなのかもしれません。

嗤われる側になってみて、どんなに辛く惨めで嫌なものなのか、実際に体験してみないとわからないです。だから、嗤われる側になったことのない視聴者は、毎週のんきにゲラゲラと笑っていられるのだと思っています。

 

もしも、「いじめをテーマにした文章を書いてください」と依頼があったとしたら、いかにいじめが悲惨なものかを具体的に書いた上で、最後には必ず救われる内容のものを書くと思います。

もしくは、内容によっては断るかの二択。

 

今日も家族の笑い声を聞きながら、人をバカにするコンテンツを嫌うと同時に、人をバカにする文章は絶対に書きたくないと思っています。

 

 


 

 

こういうものを面白がる風潮は、なくなって欲しいですね(目がマジ)。