脳内妄想

小説メインの文章を書くこと全般についてのブログ。

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いわゆる「なろう系」は無理なんです…

『チートな主人公が(何らかの形で異世界に存在・転生して)異世界の危機を救う』というストーリーが、小説投稿サイト「小説家になろう」に多数投稿されていることから、「なろう系」というのが語源らしいです。主人公が、いわゆる「チート(特殊な能力を持っている)」であり、ストーリーもほぼテンプレ化している模様。危機を救うだけでなく、(チートなので)元の世界ではありえないくらいの好待遇(ハーレム状態だったり、強大な権力を持っていたり)というのもあるらしい。

 

「なろう系」の中で差別化をはかるためには、世界設定や主人公の持つ能力を変えるくらいしか思いつかないし、これといって特徴のある世界観を考えられないのが、自分の想像力の浅いところ…というか、苦手なんですよ(泣)。そして、その設定自体もロクに思いつかないあたり、かなりダメダメな感じです。異世界モノ」の世界観や「ご都合主義の何でもアリ」なところが、どうしても受け入れられないし、その異世界の世界観自体を考えられないというところが、自分の頭の硬いところなのです。すでに設定がある二次創作でも無理。自分の想像力の貧困さに問題がありすぎる。自分が小説を書く以前でアウトなのが、この「なろう系」なのです……。

 

でも、「なろう系」がウケていて、次々と発表されているということは、現状にうつうつとした不満があって、その不満をスカッと解消するようなチート設定の異世界ストーリーで発散…という傾向になっているのかと思ってみたり。書き手側も、読み手側も。

 

 

「なろう系」を知ったきっかけは、当時「小説家になろう」に投稿されていた魔法科高校の劣等生でした。

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